NISAを始めようと思ったとき、最初に迷うのが「NISA口座はどこで開けばいいの?」
ということではないでしょうか。
銀行でも証券会社でもNISA口座は開けますが、まずはネット証券を候補にするのがよいと思っています。
理由は、手数料が安く、商品数が多く、スマホやパソコンで自分のペースで管理しやすいからです。
この記事では、NISA口座を開く証券会社を選ぶときに見ておきたいポイントと、おすすめの組み合わせについてお話しします。
私が実際に使っている組み合わせは
SBI証券+ 住信SBIネット銀行+ 三井住友カードNLの組み合わせです。
NISA口座は「どこで開くか」が意外と大切
NISAは、投資で得た利益に税金がかからない制度です。
通常、投資信託や株式などで利益が出ると、利益に対して税金がかかります。
しかしNISA口座で運用した場合、その利益が非課税になります。
前の記事では、NISAの基本的な仕組みについてお話ししました。

今回はその次のステップとして、
「では、実際にどこでNISA口座を開けばいいのか?」を考えていきます。
NISA口座は、基本的に1人1口座です。
途中で金融機関を変更することもできますが、手続きには時間もかかります。
だからこそ、最初からできるだけ、
- 手数料が安い
- 画面がわかりやすい
- 銀行口座との連携がしやすい
- クレカ積立などで続けやすい
という視点で口座を選んでおくと、あとがラクです。
NISAは始めることも大切ですが、もっと大切なことは続けることです。
そのためには、「自分にとって使いやすい口座」を選ぶことがとても大切です。
証券会社を選ぶ際の3つのポイント
NISA口座を開く証券会社を選ぶときのポイントは次の3つです。
- 手数料が安い
- アプリやサイト画面が使いやすい
- 銀行口座との連携がスムーズ
① 手数料が安いこと
投資では、将来どのくらい増えるかを正確に当てることはできません。
でも、最初から自分でコントロールしやすいものがあります。
それが手数料です。
投資信託には、主に次のようなコストがあります。
- 購入時手数料
- 信託報酬
- 売却時の費用
- 株式やETFを売買するときの手数料
- 外国株を買う場合の為替コスト
特にNISAで長く積み立てていく場合、信託報酬の低い投資信託を選べるかどうかは大切です。
たとえば、同じように全世界株式や米国株式に投資する投資信託でも、商品によって信託報酬は違います。
長期で運用するほど、小さなコストの差がじわじわ効いてきます。
もちろん、手数料だけで証券会社を選ぶ必要はありませんが、まずは低コストの商品を選びやすいネット証券を候補にするのがよいと思います。
② アプリやサイト画面が使いやすいこと
投資を続けるうえで、アプリやサイト画面の使いやすさも大切です。
初心者のころは、専門用語が多いだけでも不安になります。
- どこを見ればいいのかわからない
- 積立設定を変えたいけれど、画面が難しい
- 今いくらになっているのか確認しづらい
このような状態だと、せっかくNISAを始めようと思っても、だんだん面倒になってしまいます。
だからこそ、
- 積立設定がしやすい
- 保有商品が見やすい
- 評価損益が確認しやすい
- スマホでも操作しやすい
- 必要な情報にたどり着きやすい
という点は、とても大切です。
画面の好みは人それぞれですが、私は「自分がストレスなく使えるか」を重視しています。
投資を続けるためには、難しすぎないこと。
これも大切なポイントです。
③ 銀行口座との連携がスムーズなこと
NISA口座を選ぶときは、証券会社だけでなく銀行口座との相性も見ておくと便利です。
投資を始めると、生活費とは別に、投資用のお金を管理する必要が出てきます。
生活費の口座と投資用の口座が一緒だと、
- 今月はいくら投資に回していいのか
- 生活費まで投資に使ってしまっていないか
- どこにいくらあるのか
がわかりにくくなります。
そのため、NISAを始めるときは、
- 生活費の口座
- 生活防衛資金の口座
- 投資用の口座
を分けて考えると管理しやすくなります。
証券会社と銀行口座の連携がスムーズだと、投資用資金の移動もラクになります。
入金の手間が少ないことは、NISAを続けるうえで大きなメリットです。
SBI証券+住信SBIネット銀行+三井住友カードNL
私自身は、NISA口座をSBI証券で利用しています。
私の組み合わせはこちら
- SBI証券
- 住信SBIネット銀行
- 三井住友カードNL
この組み合わせは、初心者の方にもおすすめしやすいと思っています。
理由は、証券会社・銀行・クレジットカードの流れが作りやすいからです。
お知らせ:住信SBIネット銀行の名称が変わります
住信SBIネット銀行は、2026年8月3日(月)から、会社の名前(商号)が「株式会社ドコモSMTBネット銀行」に、個人向けサービスの名前が「ドコモの銀行」に変わります。
利用者側の手続きは不要で、サービスの内容そのものは変わりません。
この記事では、なじみのある「住信SBIネット銀行」の名前で説明しています。
SBI証券を選んだ理由
私がSBI証券を使っている理由のひとつは、
住信SBIネット銀行との連携が便利だからです。
住信SBIネット銀行には、SBI証券と連携できる仕組みがあります。
投資用のお金を住信SBIネット銀行のハイブリッド預金(スイープ口座)に置いておき、SBI証券での買付に使えるので、投資用の資金管理がしやすくなります。
投資を長く続けるには、毎月の入金や管理ができるだけシンプルな方がいいと思います。
その点で、SBI証券と住信SBIネット銀行の組み合わせは、とても使いやすいと感じています。
SBI証券はネット証券の中でも口座数が国内最大級で、取り扱い商品数も多く、初めての方でも使いやすいアプリが整っています。
米国株やETFにも興味がある人に使いやすい
私は米国株やETFの取引もしています。
そのため、住信SBIネット銀行で米ドルに替えてSBI証券へ入金し、米国株やETFを取引する流れがスムーズなことに魅力を感じました。
もちろん、NISA初心者の方がいきなり米国株やETFを買う必要はありません。
将来的に、
「米国ETFにも興味がある」
「米国個別株にも少しずつ挑戦してみたい」
「外貨の管理もしてみたい」
と思ったときに、SBI証券と住信SBIネット銀行の組み合わせは使いやすいと感じています。
クレジットカードとの連携で、積立が続けやすくなる
NISA口座を選ぶとき、クレジットカードとの相性も見ておくこともおすすめします。
証券口座に毎月入金しなくても、自動で積立できるため、投資初心者の方にも使いやすい方法です。
クレカ積立には、次のようなメリットがあります。
- 毎月自動で積立できる
- 入金忘れを防ぎやすい
- ポイントが貯まる
- 少額から始めやすい
- 家計管理の流れに組み込みやすい
NISAのクレカ積立は三井住友カードNLがおすすめ
SBI証券では、三井住友カードを使ったクレカ積立ができます。
三井住友カード以外にも、提携する仲介コースによって利用できるカードがありますが、
その中でも、私が初心者の方にまずおすすめしたいのは、三井住友カードNLです。
理由は、年会費無料で持ちやすく、引き落とし口座は現在お使いの銀行口座をそのまま指定できるからです。
新たに銀行口座を開設する必要がないので、始めやすいカードです。
| カード | 向いている人 | クレカ積立のポイント付与 | 注意点 |
| 三井住友カードNL | 初心者でこれからクレカ積立を始めたい人 | 条件達成で0.5% | 積立以外で年間10万円以上のカード利用などの条件がある |
| Oliveフレキシブルペイ 一般 | 三井住友銀行を使いたい人 | 条件達成で0.5% | 三井住友銀行口座・Oliveアカウントが前提 |
| 三井住友カード ゴールドNL | 年間100万円以上クレカを使う人 | 条件により0.75〜1.0% | 年会費・年間利用条件あり |
| プラチナプリファード系 | 年間利用額が多い人 | 条件により1.0〜3.0% | 年会費が高く、初心者向けではない |
まとめ|迷ったら、まずは使いやすく続けやすい口座を選ぼう
NISA口座は、どこで開いても同じように見えるかもしれません。
でも、実際に使い始めると、
- 手数料
- 商品の選びやすさ
- アプリの使いやすさ
- 銀行口座との連携
- クレカ積立のしやすさ
によって、続けやすさが変わってきます。
どの証券会社を選ぶにしても、大切なのは、無理なく続けられることです。
NISAは、未来の自分のために少しずつ資産を育てていく制度です。
まずは、自分にとってわかりやすく、管理しやすい口座を選ぶこと。
それが、自分名義の資産を育てる第一歩になります。
なお、この記事は、私自身が実際に使ってきた経験と考えをもとに書いています。
金融機関やカードの選び方は、あなたの使い方や家計によって最適な答えが変わります。
ポイント付与率などの条件は変わることがあるため、申し込み前に各社の公式サイトで最新情報を確認し、最終的な判断はご自身で行ってください。くわしくは免責事項もあわせてご覧ください。
投資を始める際に考えておきたいことはこちら👇

